高校を卒業する
公務員試験などにおいては、一部では、大検合格者を高卒程度とみなして試験を受けることが出来る場合があります。しかし、大検を受けるためには、それだけの勉強をしなければならず、努力が必要です。また、大検の合格率は毎年少しずつ上がっては来ていますが、50%となっており、傾向や対策を知っておくためには、通信や予備校などで学習する必要があります。大検の予備校などでは、1年以内で大検に合格するだけのレベルに出来るという学習法などを紹介しているので、短期間での合格が見込めるかもしれません。
しかし、大検に合格しても、一般企業を希望している場合には、大学に入学して学士資格を取得する必要があります。それ以外では、高校を卒業するという手があります。つまり、もう一度高校に入り直すということです。そうはいっても、年齢を重ねていると、自分よりも歳の若い人達と同じ空間で勉強するのは、難しいという人もいるでしょう。そういった場合には、夜間定時制や通信教育を利用すると良いでしょう。
夜間定時制や通信の高校は、ある程度自分の時間が自由になることから、働きながら高校を卒業することが出来ます。また、同じ状況に置かれた人が多くいるため、自分の悩みや不安を分かってくれます。それは、とても心強いものとなります。しかし、2年から4年時間が掛かるので、早く高校卒業程度のレベルを取得したいという人にはデメリットとなるかもしれません。